フォト語り2:「あなたを想えばこそ・・・」

「変しい変しい・・違った、恋しい恋しい直人さん・・」


 直子は社内一のイケメン・直人とラブラブだった・・。

 それは、足取り軽く、スキップどころか、思わず
スクランブル交差点内でタップで踊っちゃう位に
ウキウキワクワクな 直人とのデートの当日・・・。

 ところが、そんな重要な日に、なんと!直子は
ウルトラ朝寝坊をしてしまったのだ!!


 「ちゃんと、目覚まし時計をセットしてたのにぃ!」


 確かに直子は用心深く、目覚ましを5台!!も
セットしていのだが、それらが全く役に立たなかったのだ。

 正確に言うと・・・、
目覚まし時計が鳴らなかった訳ではない・・・。

 直子が目を覚ますと、部屋のあちこちに、5台の
壊れた時計の残骸が散らかっていたのだった。

 総毛逆立ちで慌てて家を出たのだが、近所の人に
出会っても、直子だと全く気が付いてもらえなかったので、
その時初めて、直子は、まだ化粧フリーの「スッピン」
だった事に気がついた。


 「オー、マイ・ブッダ!!」


 その恐ろしい現実に、仏教徒の直子は叫んだ!

 待ち合わせの時間までに、あと10分!
待ち合わせ近くにあったスタバに入ると、早速、
直子は200種類にも及ぶ化粧道具を取り出し、
「変身作業」に取り掛かった。

 直子は、カリスマ化粧師が、店をたたんで実家に
帰ってしまう程の「化粧テクニック」の持ち主だった。

 タラコ唇はサクランボの様に、毛穴の様な瞳は、
ばっちり!エメラルドの様に!・・変身させる事が
出来たのだ。

 スピルバーグのSFX(特撮)の様に、みるみる
直子の姿が変わっていった・・。

 しかし、余程、慌てていたのか?座った席が悪かった。
そのSFX的変身作業の一部始終は、
通行人から丸見えだったのだ・・・。

 たまたま、その前を通りかかった直人からも・・・。

直子


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